◇人生を前向きに取り組むきっかけ
数年前、「世界一キライなあたなに」という映画と
「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」という映画の
DVDを観た。
昔レコードをジャケット買いする人がいたように
私は映画のポスターやDVDの表紙の写真が目にとまったものを
観ることがある。
二本の映画はこれ。
そして、偶然NHKスペシャル「彼女は安楽死を選んだ」を観た。
どれも「安楽死」「尊厳死」をテーマにしたもの。
その頃の私は、父が痴ほう症の末亡くなったり。
一人暮らしの伯母が施設に入ったり。
私は子供もいないし、旦那さんは先にいなくなってしまうだろうし、
身近な二人のような状態になっても、
誰も頼れない。
人生この先いいことない、、、と思っていた。
映画やドキュメンタリーをみても
「安楽死」「尊厳死」について揺るぎない見解は持てなかったけれど、
変な考えが浮かんだ。
自分の終わりの時期を想定してみる。
75歳で私は消える。
そう思ったら、不思議と気持ちが楽になった。
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